加賀雅 [Miyabi Kaga]
女優紹介
デビューは2004年5月10日リリースの『生垂れ熟女・加賀雅の卑猥ボディーSHOCK』(AVS collector’s)あたりか。同日リリース作品としてFAプロからも『心に残る名作AV 肉欲の情愛地獄 義父52才 娘18才』(※廃盤)が出ているので、正確にデビュー作かは分からないが時期的にはこの頃であろと思う。
当時、熟女ブーム到来につき、熟女と言えば熟女なのだが、限りなくお姉さんに近い熟女というか、最盛期にクラブでブイブイ言わせた女がアラサーになってまだブイブイが抜けきれない高P女というような雰囲気があって、転じてOLであったり、SM方面の被虐的な作品に多く出演した。
長身(163㎝)ながら特に下半身の肉付きが良く、尻で男を誑し込む性悪女が良く似合い、逆に言えば”凄く似合う”というジャンルがあるということはオールラウンドには使いにくいということでもあるのだが、むしろキャラと正反対なヘンリー塚本作品に御用達的に起用された。
というか、「加賀雅」に関して言えばかなりムチャぶりな設定もあったと思う。それは若妻であるとか嫁であるとか”貞淑”がつきそうな役であるが、定番の幼い恰好が好きな少女がヤられる猥褻拾得物横領物にも起用され、少女でもないしまして炉ではあり得ないし、何より立派な下半身が子供服を否定してますよ監督!的な、本気なのか狙いなのかすら分からない作品が印象深いww。(『中高年の為に…若い娘を抱きたい 2』 2007年)
一方、”性活”に倦んだ”淫欲な”中年女は妙にリアルっぽく秀逸な作品が多い。中でも記憶に残るのはながえ監督がFAプロ在籍時に撮った”やりたがる隣の妻”で、欲求不満が高じて隣室の老人に積極的なアプローチをかける姿がキャラ立ち過ぎる。それを老人に見抜かれているあたりがバカ。😂
『肉欲団地 やりたがる隣の妻・夫・娘・老人』(2006年)欲求不満過ぎて隣室の老人にまで手を出す主婦を演じた「加賀雅」
引退時期は分からないが、ヘンリー塚本作品には2009年まで出演しているので恐らくそのあたりだと思う。FAプロ作品にはデビューから高い比率でコンスタントに出演し、最終的には40本くらい、ながえスタイルにも数本出た。2006年には一般映画にも出演(『刺青 SI-SEI』)。当代の主要な女優であった。