徳川静香 [Sizuka Tokugawa]
恐らくヘンリー塚本ファン以外はほとんど知る人はいないだろうし、ヘンリー塚本ファンでもDVD以降のファンであれば今やどれだけの人が知っているか?という女優を取り上げてみる。「徳川静香」という歴史上の名前をテキトーに組み合わせたようなジョークっぽい名義の女優であるが、ヘンリー塚本系女優の中で個人的に非常に好きな女優である。
「徳川静香」という女優は少なくともこの名前ではFAプロ以外の作品に出演していない。別名義や企画物に出ている可能性もあるが、恐らく独自調達だったのではないかと思う。デビュー作は1997年の『レズ不純同性愛行為大全集』あたりになるのではないか。
『この世の色地獄2』(2000年)貧困姉弟のエロ姉を演じた「徳川静香」
ヘンリー塚本作品の中では傾向的にレズ志向が強く、活動期間である1997~2001年あたりに制作されたレズ物の多くに出演。また時に淫欲な姉として時に昭和物の犯され役としてレズ女以外の属性が特にあったわけではないが、個人的には貧困で薄倖な女がこれほどまでに似合う女優がいただろうかと思うほど薄倖ポイントが高い。
もちろんこれは非常に個人的な趣味の問題で、何一つ一般化できないような気がするが、薄倖そうな外見の色白むちむち美巨乳女が汚いおっさんに汚されていくというシチュは絵的に嗜虐的に美しいというか、ぶっちゃけ(*´Д`)ハァハァ物w。ただ髪の長いこの手の出演は一本きりで、基本ショートカットの、どちらかと言えば健康的な女であったのが残念と言えば残念であったw。
ひと際思い出深いのは『女と女の性の地獄』(2006年※元作品は2000年)である。廃盤作品ではあるがいつかレビューにしようと思う。
『FA官能エロ本 SEXにまみれて悦びも哀しみも幾年月…』(2008年※元作品は1999年)貧困故に汚いおっさんから頂かれてしまう「徳川静香」(*´Д`)ハァハァ
最終的な出演数はカウントしないと分からないが、恐らくは30本くらいではないかと思う。当代の主要な女優であった。
ちなみに「徳川静香」で検索すると2008~2012年あたりにかけて無修正で活動した同姓同名の女優がヒットし、同人物として扱われてる情報もあるようだ。確かに痩せたらこんな感じになるような気がしないでもないのだが、仮に「徳川静香」が引退しただろう2001年時点で20代後半とすれば、2008年だと三十路半ばになるわけで…どうなんだろうか?🙄