美里流李

出演作品

出演年

2005年, 2006年, 2007年, 2008年

女優紹介

デビューは2004年10月19日の『6人のドスケベ熟女の発情フェロモンⅢ』(グラフィティジャパン)あたりになるだろうか。公式の情報が何一つないのだが、本作のパケには34歳と記されており、見た目的に三十路デビューであることは間違いないようだ。芸名については私は長く「美里流李(みさとるき)」だと思っていたのだが、作品の表記はなべて「美里流季(みさとるり)」であり、どうもこっちが正式であるように思える。

「美里流李(みさとるき)」という名称はヘンリー塚本作品に書かれている芸名で、表記間違い(よくあったw)の可能性もあるのだが、同じFAでも毛利秀虎作品には「美里流季(みさとるり)」と記してある。更に「美里流李」を辿ると20002年にOVに出演している(『Let’s 昇天寺! 肉欲駆け込み寺』※表記は2011年だが制作は2002年)。更に更にこれは同人物か未確認だが、1999年には若松孝二監督の一般映画にも名前がテロップされている(『飛ぶは天国もぐるが地獄』1999年)。

ということは恐らく、もともと俳優志向で芸能界にいたが、言葉を選ばずに言えば鳴かず飛ばずでポルノ、AV界に流れて来たのではないかと推測できる。すると、せっかく名前があるのだから使え、と監督が言ったかどうかは知らないが、そのような感じでヘンリー塚本作品には「美里流李」という名称が使用されたのではないか。

ヘンリー塚本作品の「美里流李」の役処はその多くが”市井の主婦”である。もちろん時代は様々であるし、時に浮気性な熟女で時にスキモノ妻であったりしたが、「美里流李」のその辺にいる熟妻感はただならぬものがあった。デビュー時に34歳であることが正しいとすれば、ヘンリー塚本作品に出演してたのは30代後半であるはずだが、とても30代には見えない落ち着きがあり、しかしながら何歳とは限定できない曖昧感がある。

言うなれば"熟女の人妻"という存在である。飾り気のない朴訥な人妻は、普遍的な生活の中で普遍性のある不倫を行う。まるでそれが当たり前の事として人生に組み込まれているように。

『ゴムを使わないナマナマしい不倫2』(2008年※元作品は2006年)日常の生活に潜む普遍性のある不倫妻を演じた「美里流李」

引退時期は分からないが恐らく2007年頃まで活動したのではないか。最終的にFAプロ作品には20本ほど出演したと思う。ヘンリー塚本作品における当代の主要な熟妻女優であった。

基本情報

【女優名】美里流李/美里流季(正式)│別名:寺田美由紀

【生年月日】— 【サイズ】—

【デビュー】6人のドスケベ熟女の発情フェロモンⅢ 2004/10/19

Posted by hazukiM