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早熟 女の人生 処女喪失は1○才の愛子/妊娠は1○才の育美/結婚は1○才の聖子

[レビュー]

とりあえずトリビア。リリースは2008年となっているが初出は確かVHSの発売だったと思う。それで後にDVD化したのが上記なので実際は2006年の作品。

構成は1時間弱の長編に40分程度の中編に十数分の短編で若干変則的。長編2本で収めるところが尺が足りないのでおまけ的に3作目をプラスしたようにも見える(もちろん最初からその予定だったのかもしれないが)。出演女優はこの時点で全て既出。「早熟」というタイトルの通り、幼くして/若くして官能を仕込まれた少女を描くというコンセプトで、昭和と現代昭和で纏められている”昭和物”と言って良いだろうと思う。

1.「処女喪失は12才の愛子」は女中のエレジーを描いた傑作。実際、この手の”女中に手を付けた”という話は戦前には割と普通にあったことらしい。個人的にも名家/旧家と呼ばれる家の話を聞いたことがあるが、女中(奉公)は半ば身売りみたいなものだから、公然のハーレム状態というようなケースもあったとか云々(もちろん旦那様の人柄によるだろうが)。

戦前の旧家の結婚は家と家の結婚なので、一回も会ったことのない女が嫁として来るという感じだったらしい。嫁がドブスだったら女中が妾になるとか当然の流れと言えば当然の流れだが、ブッ太いマラで官能を仕込まれてしまったら恋も知らぬ少女が旦那様に恋してしまうのも無理ない一方で、旦那様にとっては飽くまでも性欲処理の道具に過ぎず、嫉妬による仄かな対立もあれば同じ悩みを抱える女中同士分かり合えることもあって、こういうのはAVでしか描けない”文学”なんだろうと。ヘンリー塚本作品はいずれロマンポルノのように評価されるよ。うん。

2.「結婚は17才の聖子」は一転、情緒もへったくれもない穴兄弟物でw、登場人物が全員無節操だから、家族に友人、彼氏も巻き込んで、罪悪感など一切なくヤりまくった挙句に娘と彼氏が結婚してもその先何も変わらんじゃないかとwww。

一方、この作品を配役として見れば、色白もち肌で柔らかな肢体の「北条アミ」、まさにパーフェクトスタイルの「及川ひな多」、締まってスレンダーの「小林かすみ」の三者三様のエロスを、様々なシチュエーションで代わる代わる楽しめるという仕様になっていて、これが狙いなんだろうなと思う。

3.「妊娠は16才の育美」はキュートでむっちり巨乳だが顔に醜いケロイドがあるために内職をやっている義理の娘を、母親が入院している機に乗じて、父が美味しくイタダクというヘンリー塚本作品お得意のえげつない鬼畜物。趣深いww。

ちなみに「処女喪失は12才の愛子」は2019年にヘンリー塚本監督自身の手でリメイクされている『ヘンリー塚本 ニッポンのワイセツ映像 女中哀歌』

「結婚は17才の聖子」は2009年に『ヘンリー塚本の官能裏小説』で「及川ひな多」と「小林かすみ」の主役チェンジが行われ、撮りおろした前半に本作の「及川ひな多」パートをくっつけて違う話にするという荒業が使われている。ご覧あれ♡

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