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宮崎ゆみか [Yumika Miyazaki]

@ヘンリー塚本作品出演女優
【女優名】宮崎ゆみか⇒織倉真琴/織倉まこと(正式)
【タイプ】ミニ系,美少女
【スタイル】スレンダー
【出演期間】2000年~2005年

女優紹介

ヘンリー塚本監督作品における炉系美少女系女優というと「宮崎ゆみか」が思い浮かぶ。当時のFAプロ作品でしか見られないこの女優もまたヘンリー塚本監督作品を語る上で重要だろう。初出演は恐らく2000年6月10日リリースの『エロ画像集』であろうからデビューも本作というということで良いのではないか。2003年あたりより「織倉まこと」または「織倉真琴」名義でテロップされていくので、「宮崎ゆみか」から「織倉真琴」に改名したという流れになると思う。

もちろん「宮崎ゆみか」以前にも美少女系女優はいて、草創期であれば「砂川マミ」や「岩崎ひろみ」が多く演じていたし、1997年あたりに短期間に集中して出演した「清水奈美」「清水琴美」も思い出深い。ただ、専門的に長く、そして炉系までカバーして活動したのは「宮崎ゆみか」が最初ではなかったかと思う。

『熟年婦人たちの燃え盛る性』(2010年※初出は2008年)障碍者の母親に明け暮れる義理の娘(22才)を演じた「宮崎ゆみか

ヘンリー塚本監督作品の「性的いたずら」シリーズに代表される炉物というのは実はそれほど古いものではない。私の記憶の範囲内で言うと炉物は90年代初頭の「禁じられたお遊び」シリーズの中に少しあるくらいで、本格的に出てくるのが90年代後半になるのではないかと思う。それは監督の中に構想がなかったと言うよりも演じられる女優が少なかったことが原因だったのではないか。

炉系というのは難しい。お姉さんが軸足の女優が美少女(JK)を演じることはできても炉系は難しい。美少女が軸足の女優でも炉系が出来るとは限らない。”そのように見えなければ始まらない”からだ。そういう意味で言うと「宮崎ゆみか」という女優はちゃんとそう見えた。飽くまでも個人的な見解であるが、「宮崎ゆみか」という存在が「平井まりあ」など”見える”女優の起用に繋がり、その後の本物炉系美少女系大量起用に発展したのではないかと思うのである。

しかし「宮崎ゆみか」の出演作品で最も印象深いのは炉物ではないw。「宮崎ゆみか」の軸足は基本美少女(JK)であって、その中で言うと平成16年あたりの淫欲なJKの赤裸々な日常生活を描いた『女学生性白書 おじさんとの恥ずかしいセックス』が秀逸であったと思う。本作は長江隆美監督(現・ながえ監督)のFA時代の作品であるが、オリジナリティ溢れるながえ監督”らしい”ライトさが発揮されている意味でも良い。

『女学生性白書』(2004年)淫欲JKの赤裸々な日常。JKを演じた「宮崎ゆみか」※廃盤

引退時期は正確には分からないが2005年あたりまで活動したのだと思う。2008年にも22才の娘として(※上段画像参照)、「三田涼子」と共演しているがこれはイレギュラーで単発出演したのだろう(ぶっちゃけ「宮崎ゆみか」出演作品ではこれが一番面白いのだが、「三田涼子」が壮絶過ぎて面白いという話で…)。最終的にFAプロ作品は60本くらい出演。脇役としても多く活躍した。ヘンリー塚本監督作品におけるモニュメント的な炉系美少女系女優であった。

出演作品