夏海エリカ [Erika Natsumi]
名作ポルノから新シリーズ「名女優シリーズ」がリリース。第一弾が「夏海エリカ」ということで記念的に更新してみる。
10年以上ヘンリー塚本ファンをやっている人にとっては大変馴染み深い女優で、恐らく、ヘンリー塚本作品におけるお姉ちゃんキャラを挙げよ、と問われれば10人が10人「夏海エリカ」と答えるのではないか、と思うほど”お姉ちゃん”設定が多く私的には”永遠のお姉ちゃん”であった(笑)。
デビューは2007年7月14日リリースの「人妻楽園 Pleasure Love Affair.17」であるという。「三咲エリナ」名義でデビューしているが一年ほどで「夏海エリカ」に改名したものと思われる。FAプロには2007年9月の「昭和ブルーフィルム(廃盤)」に出演しているので、デビュー直後からヘンリー塚本監督作品御用達の女優として活動。撮りおろし作品としては2012年9月まで出ていることから、2011年後半から2012年半ばに引退するまでほぼ”FAに始まりFAに終わる”女優生活を送ったのではないと推測される。
実際、幾つかの単体作品や企画物への出演も見られるが、ほとんどがFAプロ作品であり、当時の作品の皆勤賞的に出ていたのでダイレクトで見ている者は絶対に忘れられない。知らない人はモグリであろう(笑)。
FAプロの出演作品数として見れば恐らく100本を超えたのが「夏海エリカ」と「浅井舞香」のみで、女優歴の長い分だけどちらかと言えば「浅井舞香」の方が若干多いのかもしれないが、「夏海エリカ」は絡みのない脇役としてもかなり数出ているので厳密にカウントすればもしかしたら歴代1位なのかもしれない。そういう意味では「名女優シリーズ」第一弾が「夏海エリカ」なのは納得できるところでもある。
「名女優シリーズ第一弾」の2でもやっぱりキュートな「夏海エリカ」
アヒル口の寸胴&貧乳でキュートな女優であったが、隠しようもないクレバーさが漂っているというか、作品中でも流暢な英語を披露していたりした。特筆すべきなのは、ヘンリー塚本作品というのはストーリー先行なのだが、どう見ても「夏海エリカ」のために作ったとしか思えない作品も幾つかあり(『女はソレを待っている!力づくのSEX その後は情事の地獄…』の「英会話女教師と生徒」など)、ヘンリー塚本監督にとっても特別な女優であったのではないかと推測している。