望月加奈 [Kana Mochizuki]
女優紹介
2003年12月21日に『団地妻 乱れ疼く秘密の午後』でアテナ映像から「松沢真理」名義でデビュー。2004年から「望月加奈」名義を併用し2005年あたりから「望月加奈」が多くなり2006年には「松沢真理」名義でのリリースがなくなるので、明確に改名の時期を定めない珍しいケースだったと思われる。
「望月加奈」というと、個人的には丸顔童顔お目目ぱっちり色白むちむち巨爆乳でど真ん中ストレートだが、一般的にも絶大な人気を博した熟女女優なので思い出深い人もいるのではないかと思う。今だと”ゆるふわ系”に該当するのだと思うが、雰囲気のみでは留まらず顔も身体もゆるふわで男好きの要素が満載であった。
「望月加奈」のデビューに関する逸話は有名で、高校時代から付き合っていた不倫相手に要望されたのが元でAV女優に志願したというものだが、これが正しいとすれば、「望月加奈」のデビューは31歳なので、思春期の青い果実~熟れた肉体まで散々堪能された挙句、ヤっている姿を見せろという話だから、どれだけ男運が悪いのかというw。まあこの辺はどこまで信用したら良いか?という話でもあるが、隙だらけの女という「望月加奈」のイメージにピッタリのエピソードではあるw。
ヘンリー塚本作品における初出は恐らく2004年12月の『不倫地獄 夫を裏切る情事の日々 夫45才 妻38才 妻の愛人46才』(※廃盤)で、それ以降、コンスタントに起用され続けるが、むしろ毛利秀虎監督作品の看板女優的に出演したという感が強い。というか、ながえスタイルにおいてもながえ監督の他にナックル原田監督、柾愛蔵監督作品にも出ており、広く使われた女優と言えると思う。これはもちろん人気女優であったということもあろうが、本人評で”日本一マジメなAV女優”と言う通り、その取り組み方にあったのではないか。
実際、「望月加奈」に特段の属性があったわけではないが、記憶に残る作品が極めて多い女優であった。例えばレズだが裏切って結婚し再会したタチ女と夫婦乱交とか、なぜか男を寄せ付ける人妻とか、ち●ぽ欲しさに医者を呼ぶ不倫妻とか、具体例を伴う記憶であり、それは存在感である。中でも個人的に印象深いのはち●ぽに異様な執着を持つ障碍者の妹の姉役で、妄執と諦観を超え姉妹丼に勤しむ姿は圧巻の一言であった。
『気持ちのいい性生活 お○んこいい…』(2013年※元作品は2010年)姉妹丼込みで妹の婚約者を迎える姉役を演じた「望月加奈」
2008年にスカパー!アダルト放送大賞熟女女優賞受賞。2010年9月に引退を表明したが、2013~2014年にアタッカーズで3本のみ復活した。FAプロ作品は全て「望月加奈」名義で最終的に50本近く出演、ながえスタイルにも10本ほど出たと思う。引退した後もその消息込みで絶えず話題に上がっていた。当代の主要な女優であった。